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2017年04月14日

【スーツコラム③】ブリティッシュトラッド柄~グレンチェック編~


本日のスーツコラムはブリティッシュトラッド柄についてのご紹介。
本日、お客様から、私のジャケットを差し、「いいグレンチェックだね」とお褒めの言葉をいただきました。

ありがたいですね。
こちらのジャケットですね。



でも、厳密にいうと、こちらは、グレンチェックではあるものの、もう少し正式な名前があるんです。
グレンチェックとはこちらのこと。



もう一度、私のジャケット。


一緒じゃない??
と思われるかもしれませんが、よく見ると、ブルーのチェックが重ねてあるのが見られませんか?
こちらのジャケットベースは、グレンチェックであり、その上にブルーのチェックが重ねてある
通称プリンス オブ ウェールズという柄です。

昔、ウェールズの皇太子が好んで着ていたことから由来が来ています。
ちなみに、グレンチェックのグレンとは渓谷とか谷間の意味で、スコットランド地方の谷間の地域で織られたのが名称の由来です。

具体的には、小さな格子が集まって大きな格子を構成した柄を指し、
千鳥格子やごく小さな格子など四種の単位模様を規則的に並べてあります。


そんなとき、じゃあ、これも、それ?との質問が。


こちらは同様にグレンチェックの上に、パープルのチェックが入っています。
こちらは、厳密にいえば、線の色が違うため、プリンス オブ ウェールズの変則といったところでしょうか。


これらの、グレンチェックやプリンスオブウェールズはブリティッシュトラッド柄を語る上で、欠かせない柄の一つですね。
非常にクラシカルで高貴な印象を与えてくれます。
こちらの柄は、非常に深みのあるため、若い方では、その柄に負けてしまいがちです。

私もジャケット単体・パンツ単体では着ますが、
セットアップスーツとしては、まだまだ似合う年齢と経験を経ていないためまだまだですね。

スーツ業界でブリティッシュ回帰が叫ばれる昨今、ぜひ覚えておいていただきたい柄です。
興味がある方はぜひ、当店にお問合せ下さい。

次回は、また別のブリティッシュトラッド柄のご紹介をします。  


Posted by SATSUKI at 16:07Comments(0)ファッション豆知識

2017年04月09日

【スーツコラム②】馬術服とトラッドスタイル


こんにちは、4月に入りだいぶ暖かくなってきましたね!
春の衣替えとなると、どこかお客様が選ばれるアイテムの軽やかな印象のものが多くなってきます。

そんな中、先日、当店としてはほおっておけない柄を着られている方がいらっしゃいましたので、そのご紹介を。
それはこちらのシャツの柄。



こちらの柄はタッターソール。
ただのチェックではなく、ちゃんと、正しい名前があるんですね。

一般的にこのように、白字に二色使いの格子のことを差します。
さらに、厳密にいうと、赤×黒の組合せがより由緒正しい組合せになります。

こんな柄ですね。



元々タッターソールとは、イギリス初の公設馬市場の創設者の名前です。
当時、そのタッターソール家の馬には、この柄のブランケットがかけられており、
その柄を馬関係者がベストに仕立てたことから世に広がるようになりました。

このように、馬術は、元々、ジャケットやベスト、シャツなどを着用することから、馬術発祥のアイテムやディティールというのは現在でも多く残されているんですよね。

他にも、オーダースーツのオプション加工で、ポケットを斜めにすることができます。
このようにですね。



実はこちらも馬術由来なんです。
通称、ハッキングポケットであり、こうして斜めにすれば馬にまたがったときに、物の出し入れがしやすくなるんです。

他にもスーツの生地でいうと、フランネル生地などは馬術でよく使われてたものですね。


このように意外と馬術とトラッドスタイルには深い結びつきがり、それを知った上で着こなすとまた一味違った印象を与えらますね。

冬になったら、フランネル×ハッキングポケット×タッターソールシャツ、それら全体をブリティッシュテイストでまとめた
馬術スタイルで仕立ててみたいものですね。

特に、スーツで自転車に乗りながら通勤される方にお勧めのスタイルです。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

  


Posted by SATSUKI at 17:23Comments(0)ファッション豆知識

2017年04月05日

【今週のオーダーvo6】千鳥格子スーツ



いよいよ4月ですね!
春本番ということで、オーナー水野自身も一つスーツを新調しました。

今回作ったのは、ブラウンの千鳥格子の3Pスーツ。
千鳥格子は別名ハウンドトゥースともよばれ、伝統的なブリティッシュトラッド柄の一つですね。

白と黒の組合せが多いのですが、今回はブラウン生地で作りました。

千鳥格子の3Pで作りましたが、全身千鳥格子だと少し、目がちかちかする感じも受けます。
そのため、3Pで作りましたが、ばらして、ジャケット単体、ベスト単体、スラックス単体で、他のアイテムと組み合わせて使うケースの方が多そうですね!

特に千鳥格子のベストは万能です。
ブラウンなので、ネイビー系スーツに合わせてもらえれば、ばっちりです。

こんな感じ。



目の細かい千鳥格子は、その人の深みを際立たせ、落着きと高級感を醸し出してくれ、
個人的に非常に好きな柄の一つです。

ブリティッシュ回帰、クラシック回帰といわれるいまだからこそ試したい柄ですね!  


Posted by SATSUKI at 15:17Comments(0)商品例